一般社団法人 最適経営学実協会 理事の宮本です。
経営の羅針盤では、法務を担当します。
今回は、法務といえば「契約書」ということで、契約について少しお話をしたいと思います。
契約書がなければ、取引先に請求できないと思われている方がいます。
しかし、契約自体は、一部の例外を除いて、当事者の合意で成立します。このように、契約書がなくても、契約自体は、口頭の合意で成立するのです。
では、なぜ契約書を作るのでしょうか。
それは、後日、トラブルになった際、両者の合意した内容を明らかにするため、すなわち、証拠とするためです。このように、契約書はとても大事なものとなります。
また、契約の当事者は、契約書の内容に縛られます。このように、契約書の内容は、非常に重要です。
契約書がない場合は、どうしたらよいでしょうか。
このような場合、担当者間のメールのやり取りや会話の録音等を証拠として契約の成立を立証することができます。
みなさま、契約書の重要性をわかっていただけましたでしょうか。